『環境問題』というと『地球温暖化』だけを考えがちですが、実は自転車、スポーツバイクをとりまく環境の問題はたくさんあるようです。
そのひとつが、『フィールドのすみわけ』の問題です。
マウンテンバイクとハイカー、あるいはロードレーサーとジョガー(ジョギング愛好者)の問題は心当たりの方もいらっしゃるでしょう。
元々歩くために作られているハイキングコースを自転車で利用するにはそれなりのマナーが必要なことは言うまでもありません。ましてや、登山道を自転車で走行することは基本的にやってはいけないことの認識が必要です。
こうした『フィールドのすみわけ』についてJBAでは、早くから啓蒙活動に取り組んできました。IWS(インストラクターズワークショップ)では、他のアクティビティ愛好者とのフィールドの共同使用について『ほごしかマナー』コードをつくっています。
また、自転車によるCO2削減については諸説がありますが、車をやめて通勤にスポーツバイクを使うことで、明白なカーボンオフセット(CO2の相殺)が可能です。車や電車、バスを使わず自転車を使うことは、それだけで直接CO2の削減となりますので、会社等で組織的に自転車通勤を行えば非常に大きなカーボンオフセットが期待でき、現に実行している団体もあります。
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