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「東京都自然公園利用ルール(案)」への見解
(2014年11月25日)NEW |
「東京都自然公園利用ルール(案)」への見解
かつては人馬が歩いた歴史的な生活道・交易の道から急に特定の何か(今回はマウンテンバイク)だけを排除するのは安易に過ぎるのではと考えます。
マウンテンバイクについても、トレイルランナーと同様にルールを定めて登山道を利用できるように提案します。
規制するなら高尾山自然研究路1号路のように、ハイカーとのバッティングが深刻なルートや、貴重な山野草などにダメージを与える危険性の高い道を指定して行うべきです。
マウンテンバイクもハイキングやトレイルランナーと同じく、その土地を身体で体感して学び知ることのできる道具として大きな可能性を秘めています。今回の「ルール(案)」で登山道がどのような道を指すのか不明ですが、車道を通っていただけでは見えないものがあり、歩いてでは把握できない広がりがあります。
日本の山間部の未来を考えても、今ハイカーとして多くやってきている団塊の世代が将来的に山からいなくなったときのためにも、多様な山道の楽しみ方・利用のあり方に可能性を未来に残すこともまた必要と考えます。
マウンテンバイクについては、登山客が多いルートを避けること、スピードを出さないこと、道をはみ出して植生に余計なダメージを与えないこと、山道の保全活動や勉強会に参加して地域・山域の歴史や文化に対する理解を深めること。多様な山道の楽しみ方を存続させるためのマウンテンバイク向けルールを設定し、ハイカー、トレイルランナーと共存していくべきと考えます。
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